何故そうなるのか
当教室では、教科指導の前にまず、本人の性格や性質をしっかり見つめるようにしています。それは、普段の生活の中で、様々な出来事が上手くいっていないときに「なぜそうなっているのか?」ということを考えることに繋がるからです。勉強だけではなく、日常生活の中で、場当たり的に対処している生徒は、何をやっても身につくのが難しいのです。そういう生徒は、自分のダメな部分をしっかり見つめ直させることが重要だと考えています。そういう形で生徒たちと接していると、最も多いのが「自己管理が出来ていない」というものです。そういう生徒のカバンの中は教科書やプリント類でパンパンだったり、逆にほとんど何も入っていないということが多いのです。毎日の時間割をチェックしてカバンの中を整理していれば、その日の教科書やノートを確認することが出来るはずです。また、そのついでにノートなどをチェックできれば宿題や持っていくべき特殊なものがあれば、それも確認できると思うのですが、それが全く出来ていません。結果的に、宿題も持って来るべきノートも持ってこないということが頻発することになります。そして、それを取り繕うために「ウソ」をつくことになってしまうのではないでしょうか。個別指導では、そういう生徒の性格や性質を見つめ直させることから始めなければいけないといつも思いながら授業に当たっています。
編集者の独り言
当塾では、地方留学にも力を入れています。それは、生徒によっては「ただ何となく高校に行く」とか「入れる高校に入る」という考え方を持っている輩もいるからです。かつては地方留学という制度が殆どなかったため、都内のいろいろな高校を周って、生徒に合った学校を探した上で進路指導をしていましたが、折角進学した高校をやめてしまうものも少なからずいました。そして、学校をやめた生徒の多くが、先に書いた考え方を持っていたのです。そのため、そういう状況にならないようにするにはどうしたら良いのか?ということはいつも頭の隅にあり、その方法を探っていました。そんな時に出会ったのが「地方留学」でした。入学した学校をやめてしまう生徒は、自分に甘いことが多く、自己管理が全く出来ていないので、それを見つめ直させることが非常に重要だと思っていました。そのためには、地方の学校に行って(=親元を離れて)、寮生活をすることで、時間管理や自主的に行動する力が身につくのではないかと考えたのです。実際、地方留学経験をしたことで、自己管理もできるようになり、自分の目標も持てるようになった生徒がいました。さらに、家族関係も良好になることが多いのが面白いところです。自分を見つめ直せる時間が意味のあるものになるように、高校選択もよく考えることが大切なのだと思います。 都立高校だけではなく、もっと広い視点で進路指導が出来るように、これからも生徒個人個人に合った学校を見つけ出したいと思います。
キミちゃん
新井薬師教室でアルバイトをし始めて1年くらいたった頃、その当時は理科や社会には全然自信が無くて、試験対策などで追加の授業が入っても、教えるなんてことは出来なかったのだが、せめて一度くらいは教えてみたいなぁ、と思っていたのがキミちゃんだった。自分が入る前から在籍していたのだが、ほとんど古株の先生たちで教えていたので、自分には到底教えられないと思っていたところ、たまたま土曜日に試験対策の自習という名目で教室を開けていた時に、ふと教室にやってきたのがそのキミちゃんだった。「どうしたの?」というと、「ヤマダイ先生、いますか?」←「今日は来ないよ」と答えると「先生、理科出来る?」とのこと。理科に関しては、正に先に書いた通りだったので、「どこが分からないの?」と訊ねると「今回の範囲は全然わからないから、最初から訊こうと思って…」←「それって、まず自分で考えるとかそういう作業をしてからじゃないの?」と伝えると「何か、初めて先生っぽく感じた。ちょっと自分でやってみる」と言って教室から出ていったのだった。彼女のこの言葉が、今の自分にはとても大事な経験となっていることを、キミちゃんはしらない(笑)。
生徒の珍発言!?
「二次関数のグラフはどのような形になるか」
生 徒「ほうれい線」
先 生「年寄りのしわか? 『放物線だろ!』」














